被災地ボランティア体験記24

先日、今年初のボランティアに行ってきました。

いつも行っている仙台の「ReRoots」さんが、冬のあいだお休みで、3月から再開されました。

本当は、4月に行こうと思っていたのですが、
3月で、復旧活動も収束するとのことで、急きょ、早めて行ってきました。



夜、仙台に到着し、
仙台駅

まずはそのまま、気になっていたところへ・・・。
仙台スイーツ
仙台駅近くのデパートで、仙台スイーツの販売が。

仙台の農産物や、仙台味噌を使ったお菓子たち。
仙台スイーツ2
仙台味噌を使った、フロランタン、美味しかった~


そして、次の日ボランティアに参加。
仙台3月7
ボランティアハウスから、みんなで自転車で移動~♪
今回の場所は、三本塚。

これまでも、何度も行った地域です。

今回の仕事は、雑草取りと表面のがれき除去。
雑草が結構しっかりと根付いていて、スコップで掘りながら、雑草を取る。
そして、同時に出てくるガレキも。
仙台3月4

仙台3月5

いつもは、土おこしでのガレキ取り(スコップを目いっぱい入れて土を掘り起こして、中のほうのガレキも取り除く)なので、表面だけの今回は、そんなに大変ではなかったけれど、
それでもこんな風に、たくさん。
仙台3月
石や、ブロック塀のかけらが多い。

そのあとは、ガレキを7種類に分別して土嚢袋に。
ちゃんと分別しないと、ごみ処理業者さんが持って行ってくれません。

仙台3月3
最終的に、こんなにたくさんの土嚢袋の山になりました。
雑草もきれいになくなりました。

この日、この場所は、15名弱で10m×10mくらいの範囲が終了。午前午後で、約5時間くらいかな・・・

1日かけて、この面積とは、ほんとに地道な作業です。
(それでも、土おこしではなかったから、進んだほう)


この作業を、震災から、3年、多くの方がReRootsさんのもとで行ってきました。
そのボランティアもようやく、終了。

これからは、
復興に向けて活動されていくようです。

今までみたいに、仙台に、ReRootsさんにお邪魔する機会が少なくなってしまうのは、
ちょっと寂しいけれど、嬉しいこと。
それだけ前に進んだということですから。

今後は、いろんな企画を計画されているようなので、参加できたらいいな~と思います。



毎回、仙台に行って、ボランティアに参加して、いろんなことを思いました。

何もない景色に、胸がギューッとするようなこともあれば、
野菜や、花が元気に育っている姿に、頑張っている農家さんの姿に嬉しくもなり、
自分もまだまだ頑張らないと!!と、元気をいただいたり、
他のボランティアさんの話に刺激を受けたり。
もっといろいろ。


若林区は、ボランティアに来るまでは、まったく縁のない土地でしたが、
何度も通うようになって、懐かしくもあり、
ほっとする場所にもなりました。


これで、終わりではなく、今後もこの繋がりを大事にしていきたいな、と思います。
そして、
復興を最後まで見届けられたらいいな、見届けよう、と思います。

仙台3月2
ボランティアハウスの近くで、農家さん。
奥は、海岸沿いの松林。
震災時の津波により、ほとんど無くなってしまっていますが。
農家さんの前に向かっている姿に、思わず撮りました。
(知らない農家さんですが・・・)


本当は、もう1日、ボランティアに参加する予定でしたが、残念なことに、次の日は雨。。。
1日のみの参加となりました。

でも、
新たな出会いもありました♪
それは・・・。

つづく。






  1. 2014/04/06(日) 21:35:25|
  2. 被災地ボランティア

被災地ボランティア体験記23

2日目。

以前参加した、「田植えプロジェクト」の収穫体験。
日程が合わず、前回、田植えのお手伝いをした農家さんの収穫には参加でいなかったので、
別の米農家、笠松さんのお手伝い。
(6月にホウレンソウのお手伝いをした農家さんです)

収穫したお米の脱穀と袋詰めのお手伝い。
仙台22

左側のみどりのところに大量のお米が。
それが、管を通って脱穀機に。

仙台24
ものすごい勢いで玄米が袋に入っていきます。
30キロで、袋を取り替えます。

私は、右側から出てくる玄米がバケツにたまったら、左側の昔ながらの秤のほうの袋に入れる作業をしました。
こちらは、規格外のお米です。(機械の中で選別されて出てきます)

仙台35
パン屋でも見られる、昔ながらの天秤秤。

規格外のお米がこちら。
仙台36
全然普通にお米です。(規格より小粒のようです)
規格って、厳しいんですね・・・。

仙台37
袋を閉じて(こちらは、ご近所にお住いの方。お仕事がお休みの日は、お手伝いしているとのこと)、

仙台34
積んでいきます。
30キロは、女性にはなかなか持てない重さですが、
私は仕事上、25キロの粉袋や30キロの砂糖袋を持ったりしているので、普通に運べました(笑)

仙台23
作業場から出ているこのパイプは・・・、

仙台25
この、農家さん手作りの大きな箱の中へ。
これは、もみ殻です。


以前、ふじみ野市で、稲刈りの体験はしたことがあったので、
今回、その先の脱穀や袋詰めのお手伝いができたことは、いい経験になりました。
田植えからの一連の流れを知ることができて。

休憩時間や、お昼タイムには、農家の笠松さんを交えて、いろんなお話を伺うことができました。
これも、とっても貴重な機会です。
津波のこと、仕事への思い、こだわり、そして、今後のこと。

仙台26
これは、津波で壊れてしまった、農機器。
これ1台で、数百万円がパーだそう。
もちろん、そのほかすべての機械が使い物にならなくなって、お米のための機器もみんな買い替えたり修理したそう。
それはきっと、とてつもないお金が必要で・・・、年齢的にも若いわけではないわけで、
そこには、ものすごい決断が必要で、
でも、それ以上の自分の作っているものに対する愛情や、こだわりや自信があるのだと、思います。
生活をしていかなくてはならない、そのためには、働かなくてはならない。ということも大きいと思いますが。

笠松さんは、お米のネット販売も始めました。
パソコンを買うところから始まり、分からないながらも、リルーツのスタッフさんに教えてもらいながら。
こちら

一人で、農作業をしながら、夜は、パソコンと格闘。
私も同じ(いや、きっと私よりハードです)なので、その大変さは、よくわかります。
それでも頑張っている姿に、私ももっと頑張らないと!!と、パワーをいただきます。


ちょっと時間があいたので、
野菜の種植えのお手伝いも。
仙台32
ちゃんと生えてくるか、ちょっと心配…(汗)

袋詰めが終わって、今日のお手伝いは終了。
そのあと、稲刈りのところを見学させてもらいました。
仙台28

仙台31

仙台27
かっこいい~~!!


笠松さんは、個人で作られていますが、
お隣には、法人化した米農家さん(数名の農家さんで)が。

そちらの工場も見学させてもらいました。
仙台29
いや~、こちらはまた、全然違います。
大きな機械がずらっと!!

仙台30
米袋も手では積めない高さまでいっぱい!!

どちらが良くて悪いとかはなく、農家さんがまた前を見て進んでいるということに、
私もたくさん刺激を受けてきました。

今回も、貴重な時間を過ごした、2日間でした。

仙台39
  1. 2013/10/20(日) 18:25:30|
  2. 被災地ボランティア

被災地ボランティア体験記22

9月に行ってきました。
6月に行ってから、3か月くらい間が空いてしまった・・・。

夏休み(7,8月)は、学生さんやファミリーでの参加など、ボランティアさんも多いので、
ちょっと間があいてもいいかな・・・という気持ちもあり(汗)。

1日目。
仙台20
ReRoots」さんのボランティアハウスのまわりでは、いろんな野菜が成長してました♪

せんだい1
海岸近くの場所で、雑草抜きと土おこし。
奥の木が、海岸沿いの松林。
まず、カマなどで雑草を取り、そのあとスコップで土を掘り返し、ガレキを取りのぞきます。
この場所は、あまりガレキはありませんでした。
(場所によって、様々です)
それでも、こんな感じに。
仙台21
木くずや、ガラスの破片、金属など・・・。
ちいさなジャガイモもいっぱい出てきました(笑)

出てきたガレキは、分類します。
その分類も、とっても分け方が細かくて、石、コンクリート、ブロック、ガラス、金属、プラスチック・・・などなど。
ちゃんと分類しないと、処理場に持っていってもらえないそうです。


仙台17
土おこしの場所のまわりでは、今もこんな状況。
地面には、たくさんのガレキが埋まったままです。
普通に、茶わんやお皿やおもちゃが埋まっていたり、
生活を感じさせるものもたくさん。

仙台18
家もなく、ブロック塀の名残だけ。


以前から、今回の作業場のあたりには何度か作業に来ていて、
まったく家の痕跡がなかったり、全壊、半壊の家々がたくさんあったけれど、
今は、建て直されている家もいくつか見られました。
以前、カメラを向けるのをためらった家があった場所も、建て直され、庭には、ヒマワリがいっぱい咲いていました。
少しずつ変わっていく風景を見ると、ちょっとホッとします。
(家は建て直されていますが、まだ人は住んでいないようです)

そして、以前、土おこしをした場所で、手入れをしてるおばさんを発見!!
思わず、嬉しくなって話しかけてしまいました♪
仙台14

仙台15

仙台16
夏はもっといろんな野菜が出来ていたとのこと。

この場所は、ほんとに土が固くて、苦労したんだよな~と、
土おこしをした時のことがよみがえってきて、
こうしてまた畑として再生されているのを実際に見ることができて、ほんとに嬉しい気持ちでいっぱいでした。

  1. 2013/10/20(日) 14:08:05|
  2. 被災地ボランティア

被災地ボランティア体験記21

前回の続き。

2日目。

この日は、雨。
ReRootsさんでの活動は、外での作業が主なので、雨だと休みになったりします。
でも・・・、
前日にリルーツハウスに長靴など置いてきたので、休みでも取りに行かなくてはならず、いつも通り向かいました。
(リルーツさんのハウスは、仙台駅からバスで40分弱くらい。バスは、1時間に1本とか。バス停からは、5分くらい歩きます)

雨は止んだのですが、お休み情報が出ていた(リルーツさんのツイッターで)ので、やはり参加者も少なく(私含めて3人+スタッフさん1人)、農家さんのお手伝いをすることになりました。

農家の笠松さんのところのビニールハウスでの作業。
笠松さんは、化学肥料などを使わず、鶏糞で野菜やお米を育てています。

ホウレンソウの雑草取り。
仙台8
ホウレンソウと雑草の区別がつかないくらい、草だらけ。

間違ってホウレンソウを抜かないように気を付けながら・・・。
(段々と目も慣れてきて、区別がつくようになりました)

仙台9

仙台13
雑草を抜いた後。
きれいです♪

結構楽しくなっていて、他のボランティアさんと夢中で作業。
仙台7

目に見えて、きれいになっていくのがわかるので、やる気が出ます♪
仙台12

抜いた雑草は、また肥料になります。

休憩タイムに、もぎたてで茹でたてのトウモロコシをいただきました。(これは6月のことです)
仙台10
やはり、トウモロコシは鮮度が命ですから、
ほんの数分前まで畑にあったトウモロコシは、ほんとに甘くて、美味しくて!!
また、野菜を鶏糞で育てると、甘くなるらしいです。

トマトもいただきました。
仙台11
みんなで、その場でかぶりつき~♪

芯やへたもまた、肥料に生まれ変わります。


笠松さんは、津波にお家や農機具が襲われました。
今は、仮設住宅に住みながら、畑を続けています。
奥さんは、仮設でお孫さんの面倒を見なくてはならず、今は笠松さん一人で。

化学肥料も、農薬も使わずに畑仕事をするというのは、手間がものすごくかかります。
この日に私たちがやった、雑草抜きもしなくてはいけないわけで。
そして、普段は一人でしているわけで・・・。
地道な、気が遠くなりそうな、作業です。

この地域では、津波の被害を受け、農家を辞めた人もいれば、笠松さんのように、また頑張って続けている方もいます。
笠松さんが言うには、こだわって作っている農家さんほど、仕事(農作業)を再開しているそうです。

農機具も壊れ、金銭的にも精神的にも厳しい中で、
また、やってやろう!!と思うその強さに本当に心打たれます。

このホウレンソウ、どうなったかな~。
  1. 2013/10/19(土) 21:05:48|
  2. 被災地ボランティア

被災地ボランティア体験記20

仙台のReRootsさんのもとで、農業支援のボランティアに参加しています。

初めて行ったとき(震災からすでに1年以上たっていたのですが)、その景色に唖然としました。

その時の、「なんでもっと早く来なかったんだろう。」という後悔の気持ちと、
埼玉に戻ってからも向こうの状況が気になって仕方なく、
それから都合のつく限り、仙台に行くようになりました。


今回は、だいぶ時間がたってしまいましたが・・・(汗)、6月に行ってきたときのことです。

1日目。
海岸に近いところでの、畑になる予定の場所で、雑草抜き&土おこし。
仙台2
カマで手作業で抜いていきます。


すぐ近くでは、
仙台
ごみ処理場がたくさん作られています。
道路を通る車も、トラックばかりです。

土おこし。
仙台4
土を掘り返して、中に埋まってしまったガレキを取り除きます。
場所によって、出てくるものは違うけれど、ここは、石や木が多い場所でした。
海に近いからかなぁ。
上のグニャグニャ曲がっている木は、たぶん海沿いにあった松林の木が津波で流されたもの。
(だと思う)

作業しながら、
以前は、ここはどんな景色だったんだろう・・・と思わずにはいられません。


休憩タイム。
仙台3
天気が良くて、とっても暑かったこの日。

ボランティアさんが自転車でコンビニにトイレを借りに行って(作業場所は、トイレがあるところもあれば、ないところもあるので)、
その帰りにみんなにアイスを買ってきてくれました♪
仙台5

ボランティアには、全国各地から人が来ますが、
この日は、仙台の人もいれば、福岡から来たおじさん方も。
そして、お父さんの仕事の都合で、インドの高校に行っているという女の子2人組が夏休みなのか、
日本に戻った機会に、参加していました!!

埼玉、なんて、近いもんです。

2日目に続く。
  1. 2013/10/07(月) 21:40:10|
  2. 被災地ボランティア
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