被災地ボランティア体験記19

ボランティア2日目。

この日は、ReRootsさんの新プロジェクト「田植えプロジェクト」に参加。

若林区の東部道路(震災時、津波を食い止めた高架道路)より海側の地域は、今年、震災後初の田植えが許可されました!!
去年も、東部道路より内陸側は、田植えが行われ、一面に緑が映えていましたが、
海側は、そのまま。
その景色の差に、被災地に来た当初は、言葉が出ない、胸が苦しくなるような…感じでした。


この「田植えプロジェクト」は、いつものボランティアのように、労働力のお手伝いとしてだけではなく、農家さんと一緒に作業することにより、より若林区の魅力を感じてもらおう。というプロジェクトだそう。
田植えだけでなく、収穫も体験し、継続的に関わるプロジェクト。

地元の新座には、畑はいっぱいあるけど、田んぼはありません。
(お隣の志木市にはありますね~)
以前、ふじみ野市(だったと思います)での稲の収穫体験は参加したことありますが、田植えはしたことがなく、とっても興味があったので今回、参加しました♪


今回行った時には、すでに田植えが済んだところもいっぱいあって、
苗の緑が一面に植わっている様子に、これまたグッときてしまいました。なんか嬉しい~。

そういえば、前回(3月)来た時には、田んぼに「除塩作業中」ののぼりがいっぱいはためいていました。

田植え5
植える苗。
田んぼ沿いに、ずら~と並びます。

田植え6
田植えの重機を扱うのは、農家さん。
ボランティアは、苗を並べて、重機に載せたりなどのお手伝い係や、
田んぼのごみ取り係。

まず、私は、ごみ取り係に参加。
田んぼにゴミや、稲の残りがあるので、それを熊手みたいな農機具(名前忘れちゃった。。。)で取り除きます。
浮かんだままだと、苗の成長を邪魔してしまうそうです。
田んぼのまわりから、腕を伸ばして取り除くのですが、これが、結構腕にきます。
でも、お米のため!!
みんなで広い田んぼをセッセと。

お昼休憩には、他のボランティアさんたちと、お話をしたり、農家さんの犬と遊んだり♪
地元のボランティアさんは、仮設住宅を訪問して、一緒にお茶会をしたりなどもしているそう。
また、ReRootsさん以外のボランティア団体での作業にも参加されていたり。
いろんなボランティアの形がありますね。
いろんな方の、いろんな話を聞くことができるのも、とっても貴重なことだと思います。

午後の作業。
田植え9

田植え1
田植え機。
こんなに身近に見たのは、初めて!!
苗がセットされているのが、これまた、かっこいい!!と思ってしまいました。

田植え2
苗と一緒に、肥料もセットされていて、一緒に出るようになっているようです。
植えて行く様子は、見ていて楽しい♪

田植え8

田植え7

重機で植え終わったところの、うまく植わらなかったところや、端っこの重機では植えられないところに、手で植えました。
田植え3
腰に、苗を入れるものをつけて♪
この田植えがまた、腰にきます(笑)
田植え用の足にフィットした長靴というものがあるそうなのですが、みんな普通の長靴で参加したので、
見事に足が抜けなくなったりして・・・(笑)


苗が一面に植わっている様子は、とってもキレイ。
収穫までの成長の様子を、写真にとって、メールで送って下さるそうです。
今後の成長が、楽しみです。









  1. 2013/06/16(日) 21:35:47|
  2. 被災地ボランティア

被災地ボランティア体験記18

5月末にいつも行っているReRootsさんでのボランティアに行ってきました。

今回、ちょっと間が開いてしまって、3か月ぶりくらい?
景色が変わっていました。
寂しかった景色が、畑、田んぼの緑がいっぱい。に。
田植え前日2
ReRootsさんの近くの畑も、いろんな野菜が育っていました♪
嬉しい景色です。


この日は、お昼前に仙台に到着したので、午後から参加しました。

この日は、
ReRootsさんの「ひまわりプロジェクト」の畑の土おこし。

なーんにも無くなってしまったところに、景観も兼ねてひまわりを植えます。
そのひまわりの種を収穫し、ひまわり油を採り、販売します。
去年は、すぐに完売したそうです。

そうそう、
こないだ、新座市のある団体が同じくこの「ひまわりプロジェクト」を始めたと、新聞で見ました!!


田植え前日
奥の、すき間がある木々(松林)の向こうが海。
住宅は、すべてなくなってしまいました。家々の周りにあった、防風林も。

土おこし、難航しました・・・。
まず、スコップも刺さりません。
石がいっぱいです。。。
田植え前日3
細かい石はもちろん、大きな石も。

半日やって、1m×1mいったかどうか・・・(汗)

どうやら、この場所は、がれき置き場になっていたようで、石もそのまま重機で踏み固められてしまった場所だそうで、たくさんのがれきが出てくるのは、当然なのでした。。。

この日以降も、この場所は根気強くボランティアさんによって土おこしが行われました。
(私は、この半日しかできませんでしたが)
ひまわりが立派に育ちますように・・・。

そして、またそのひまわりを見に来ないとね♪

2日目に続く。




  1. 2013/06/13(木) 21:38:01|
  2. 被災地ボランティア

被災地ボランティア体験記17

3日目は、海岸に近いところでの土おこし作業。

畑の中には、たくさんのがれきが埋まっています。
被災直後、がれき撤去のために、重機が畑の上も踏みかためてしまったため、いろんながれきが、埋まったままなのです。
畑を再開するにあたり、まずは、そのがれきを取り除かないといけません。
農家さんの重機では、埋まっているがれき(コンクリートとか、ガラスとか)によって、刃が壊れてしまったりするので、手作業で掘り返し、取り除きます。

せんだい36
みんなで横1列になっての作業。
スコップで、掘り返しては、出てくるがれきを取り除きます。小さい石も、細かいガラスも、丁寧に。
スコップの先は何かに当たるんだけど…なかなか出てこない大きながれきもあったり。
みんなで根気よく、作業です。

せんだい35
ブロック塀や、木、ガラス、錆びた鉄モノ、ビニール、せとものなど、いろいろ。

せんだい37
畑じゃないところにも、ふつうに生活感を感じさせるものがあっちこっちに残ったままです。

そして、
取り除いたがれきは、最後、みんなで分別します。
7.8種類くらいに分別しておかないと、処理をしてもらえないのです。
細かいものも、ふるいにかけて丁寧に分けます。

この日は、撮っても風が強かったです。
海に近いということもあり、さらに、この地域の防風林は、すべて津波で流されてしまったので、吹きっ沙良氏なのです。
コンタクトの私は、目を開けていられず(涙)、地元のボランティアさんが持参していたゴーグルをお借りしました。
次回は持って行かないと!!

作業は、地道で、いろいろ考えると暗くなってしまうような状況ですが、
いつもボランティアの方々は真剣に、でもみんなで楽しく作業していますよ。


作業後、みんなで近くの荒浜海岸に行きました。(毎回来ると、行っています)
荒浜海岸は、以前は海水浴場であり、すぐそばには、住宅もいっぱいあり、学校などもあります。
震災後は、その荒浜海岸に200~300くらいのご遺体が流れ着いたそうです。
せんだい32
新たに、観音像が作られており、そばにあった慰霊碑もすぐ横に移設されていました。
観音様の高さは、約9メートル。
この地域を襲った津波の高さ、だそうです。
見上げる高さです。
こんな大きな黒い津波が襲ってくるなんて・・・。



仙台の若林区やその周辺は、まだまだボランティアを必要としています。
ジモトの方々も、まだまだ忘れてほしくないと、思っています。

仙台は、横にも広いので、被災した地域というのは、海岸に近い一部であり、仙台全体からみると少ない地域です。
仙台の中心部や、役所などの重要地域も津波の被害は受けていません。
そのために、仙台内部の地域との格差、また、仮設住宅とその他の住居の方々などの間でも格差が出てきていて、それが新たな問題でもあるようです。

被災地といっても、場所によって、抱えている問題は様々です。
仙台よりも上の方、石巻とか・・・にもボランティアに行っていた人たちは、向こうはもっと深刻だ。と言っていました。

支援の方法は、いろいろありますが、私も、私ができることを続けていきたいと思っています。


先日、輪粉のお客さんのご実家が松島であることを知りました。
これまでも、同じようにご実家や親せきが、被災地のほうであるというお客さんは何人もいらっしゃいました。
自分は何もできていない。
とおっしゃいますが、そんなことはありません。
私が、向こうに農家さんのボランティアに行こうと思ったのも、今こうして食に携わる仕事をしているからで、
この仕事をしていなかったら、きっと行っていなかったと思います。
また、これまで、家族や友人や、そして多くのお客さん、作家さんに助けられ、こうして仕事を続けていられる中で、
この感謝の気持ちをどうしたらいいんだろう、
自分が人にしてあげられる(してあげるといういい方もどうかと思いますが・・・)ことは何なんだろう。
とずっと思っていました。
なので、そのお客さんも、こうして私を導いてくれたうちの一人なのです。
なので、私は、感謝しています。

支援の仕方は、人それぞれです。
興味を持つところも違うわけだし、自分の置かれている状況もみんな違います。
何をどうしたらいいのか分からない、思っていても動けなくて、心がもやもやしている人もいっぱいいると思います。(私の友人たちも、言っていました)
出来る支援をほんの少しでも、
そして、何かのきっかけに出会った時には、是非、ちょっと動いてみるのもいいかと思います。

また今月末ごろに、行ってくる予定です。

  1. 2013/05/05(日) 21:15:04|
  2. 被災地ボランティア

被災地ボランティア体験記16

またまただいぶ時間がたちましたが、3月に行った時の2日目。

この日は、いつもの土おこし作業とは違って、農家さんのビニールハウスに肥料をまくお手伝い。

せんだい30
到着したら、ビニールハウスの前にたくさんの牛フン!!!
においはほとんどしませんでしたよ。
スコップでリヤカーに乗せる人、リヤカーでビニールハウス内に運ぶ人、ビニールハウス内でキレイに広げる人、に分かれての作業。
私は、広げる担当です。

ちなみに、この農家さん、去年、玉ねぎの定植をお手伝いしたときの農家さんでした!!
あの玉ねぎも、順調とのこと。
玉ねぎは、ほっといていいそうで、これからの雑草取りが大変なんですって。こないだ、ReRootsさんのブログをみたら、その雑草取りをやったみたい。行きたかったな~~。

せんだい29
キレイに平らに広げます。
どんどん運ばれてくるので、結構大変。そして、風が通らないので、暑い。
みんなで、ビニールハウス、5.6棟くらい作業しました。

せんだい31
ビニールハウスの外のちょっとした畑にも、まく。

お昼は、ボランティアの人たちと。
今回は、地元の方もいれば、新潟とか、関西方面とか、関東とかいろいろ。
だいたいみんなの地元について話したりします♪

そして、この被災地に泊まり込みで2年近く前からボランティアをしている人たちもいました。
すごいなぁ・・・
学生さんもいれば、社会人も、定年退職をされた方々も、いろんな人が来ています。

こちらの農家さんは、息子さんが今年東京の大学に入ったそうで、
なんとか安い家賃のアパート(?)を息子さんが見つけてきたとのことでしたが、
大変だと言っていました。
畑を再開するのにも、大変な費用がかかっているはずで・・・。
なんとも言えない気持ちになりました。


この日は、思ったより作業が早く進み、早い時間に終了。

そこで、地元のボランティアの方が、仙台の観光地、青葉城に連れて行ってくれました♪
(ボランティアハウスは、駅からバスで行くのですが、いつも帰りは車で駅まで送ってくれたりする、とっても優しいボランティアさんなのです。)

毎回、仙台に来ると1日は観光をしているのですが、
なにげに松島とか、平泉とか仙台じゃないとこばかりで、まだ仙台の観光をしていませんで…(汗)
まだこれからも来るし、と思うと、ついつい後回しになってしまっていて・・・。

せんだい33
伊達正宗像。
青葉城は、とっても高台にあって、そこからの見晴らしは仙台を一望できて、良かったですよ~

せんだい34
仙台といえば、ずんだモチ。
ちょっと休憩。
ご馳走になってしまいました~!!
やっぱり仙台のずんだは、美味しい!!
ごちそうさまでした。


この時期は、春休みということもあり、小学生くらいのお子さん連れのファミリーなども参加していました。
子供さんでもできる作業もあるので、家族で参加も貴重な体験だと思います。

3日目に続く。
  1. 2013/05/05(日) 19:50:14|
  2. 被災地ボランティア

被災地ボランティア体験記15

遅くなりましたが、3月の初めに今年2回目のボランティアに行ってきました。

初日は、ゆっくりめに向かったので、特に予定を立てていなかったのですが、
「そうだ、前回ボランティアに参加した、おもいでかえるさんの展示会がこの時期だったような・・・」
と思い出し、検索したらまさに会期中!!

なので、仙台に着いてそのまま向かいました。
私もお手伝いさせていただいた写真がどんな風に展示されているのかなぁ~と。

せんだい28
会場に着いたら、前回のボランティアの時にお世話になった地元のボランティアの方にもまたお会いすることができました。

中に入ると、たくさんの写真や、賞状、ランドセルや、ケータイ、おもちゃやいろんなものがいっぱい並んでいました。
お位牌コーナーもあったり。

ありとあらゆるものが流され、その一部ではあるけれど、ここに集められてると思うと、
なんとも言えない気持ちになりました。

また、たくさんの写真の中で、多くの方が、熱心に自分のものを探していました。
すでに見つかった写真を手に持ちながら、探されている方も。
嬉しそうにボランティアのスタッフさんと話している方も。

私が行ったのは3日目でしたが、すでに2日間で何千枚もの写真が持ち主のもとに戻ったそうです。
すごいなぁ~!!
私がキレイににさせていただいた写真も、無事に戻ってるといいなぁ・・・。


まだ写真を見るのは辛いという方も多いそうですが、
いつかこのキレイにされた写真が宝物になる日がくるのだと思います。きっと。

(会場では、写真を撮る気持ちにはなれなかったので、撮っていません。)

2日目につづく。





  1. 2013/04/08(月) 21:47:26|
  2. 被災地ボランティア
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